『令和の虎』感想ブログ Tiger Watching

YouTube『令和の虎CHANNEL』(Tiger Funding)の感想をアップします。

【感想】座席数を無限に増やせるピクニックカフェを多店舗展開したい!【竹原 大樹】[248人目] #令和の虎

www.youtube.com

www.youtube.com

www.youtube.com

 

絶望的に話が長い上に、結論が見えてこない。虎たちがイライラしている空気感がすごかった。見かねた林社長が止めに入ったのもよく分かる。返す返す、タイガーファンディングは対話型の投資ショーだと実感する。過去の志願者にも多かったが、事前に用意したスクリプトを用意した通りに喋ることしかできない時点で、経営者には向いていないとみられてしまうだろう。就活の企業面接と同じである。設問を想定してそれに用意し、話すのではない。自身の中に確固たるビジョンと答えが一本通っていれば、どんな設問にも、それに当てはめて答えるだけなのだ。加えて、おしゃれ心(下心)があったのか、資料も英字にしたりと見にくさ満載だったよう。これではALLは難しい。

 

しかし、900万まで積み上がった。これはかなり積まれた方である。タイガーファンディングは出資希望額が1,000万を超えるとALLが極端に難しくなる傾向にあるが、それを踏まえると、900万は上等である。話し方や伝え方が絶望的だったことはさておき、ビジネスプランそのものは虎の好感を得ていたのではないだろうか。

 

私は以前、BBQの代理準備業者に依頼をしたことがある。金だけ用意して現地に行くと、機材から火起こしまで全てやってくれる。片付けもちょっとまとめておくだけでOK。非常に楽であった。今回のビジネスプランは、要はそのピクニック版なのだろう。加えて、インスタ時代に合わせた映えるアイテムを用意し、軽食も提供する。他県への移動が自粛される昨今、近所の公園でピクニックは余暇の選択肢として強い。屋外なので感染対策も十分である。家族やカップルで手ぶらで公園へ行き、お金を払ってその場ですぐに映えるピクニック。ありだろう。十分にありだ。

 

しかし、三浦社長が危惧されていたように、公園のすぐ側という好立地をそんな何度も都合よく確保できるのか、というのが課題だろう。個人的には、まずは割り切って移動販売車形式に絞っても良かったのではないかと考える。インスタやSNSでしっかりブランド(社名)を広報しつつ、〇日に××公園、〇日に××公園、といった展開スケジュールを流していく。そういうプランでもって、実際に集客率の高い公園数ヵ所に車を停められる内諾まで取り付けて、その上でタイガーファンディングに挑戦する。そういう絵を想像してしまった。

 

非現実シチュエーションを売るという点で親和性を感じていた桑田社長が見どころ。