『令和の虎』感想ブログ Tiger Watching

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【感想】無店舗型ネット工務店をさらに進化させWEBで契約まで完結するリフォーム店を開発したい!【林 晋平】[254人目] #令和の虎

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三人寄れば文殊の知恵という格言があるが、タイガーファンディングを見ると度々これを思いだす。色々なタイプの志願者が登場するが、どの人もその人なりに、事業プランを練り想定問答を繰り返しあの席に座っているのだろう。しかしいざ場が回ると、その人が考えたプランの脆弱性があれよあれよと浮き彫りになり、空気が沈み始める。虎たちは経営者なので速攻でビジネスホテルのアキレス腱を突いてくる。仕事に限らず、アイデアや計画というものは一人の中でそこそこ煮詰めた後に、他の人とのディベート、それも自分より知見のある人に聞いてもらうのが望ましいのだろう。

 

今回の志願者、林さん。後半に岩井主宰が指摘していたように、ビジネスプランとご自身の強みの乖離が非常に残念であった。webで完結するモデルと銘打ったのに、いくら聞いていってもwebで完結しない中身。結局訪問するとかすぐ出てきて「?」状態。それも、60日ごとに客に顔を売りに行き、足と汗でロングスパンの営業をすることを武器にしていると。それが仮に林さんの強みなら、webで完結するモデルは全くの見当違いになってしまう。せめて、そういった泥臭い営業にもっと時間をかけたいから、入り口をwebである程度自動化したい、そこで取り込んでからパーソナルな営業に繋げたい、という意図ならまだ理解できた。

 

中盤、トモハッピーが猛攻した部分。資金繰り、利益はどこに消えたのか。正直、めちゃくちゃ怪しい。ピー音が多くて詳細は分からないが、投資ショーの場でお金の管理ができていない&その背景を歯切れよく説明できないのは、どこまでいっても致命的である。その場しのぎで、他の虎が出した単語を浅く拾って誤魔化しているようにしか思えなかった。タイガーファンディングの勝ち方は、大きく分けてビジネスプランか人か。前者は練り込みが甘く乖離がひどい。後者は(ご自身の半生や業界への恩返しの念を差し引いても)お金の面で信用し辛い。これではNOTHINGも致し方なしだろう。

 

長期を見据えた泥臭い営業スタイルに目を丸くするドラゴン細井先生が見どころ。