『令和の虎』感想ブログ Tiger Watching

YouTube『令和の虎CHANNEL』(Tiger Funding)の感想をアップします。

【感想】ソフトビニール人形「APOLLO」を世界中に発信したい!【SHUN SHIBUYA】[265人目] #令和の虎


www.youtube.com


www.youtube.com

 

つまらない。コメント欄も虎も絶賛ムードだが、あえてこう言いたい。面白くない。自分が観たいタイガーファンディングではなかった。

 

タイガーファンディング、もっと言えばマネーの虎だが、これがなぜショーとして成立するのか。このショーのどこに旨味や面白さがあるのか。それは、志願者に何かの「足りない」があるからである。これがあるから面白いのだ。その「足りない」は、例えば金、実績、技術、経験、知識、ノウハウ、人脈……。

 

そういった「足りない」を持った志願者が、虎にそこをズバズバと指摘され、反論し、かわし、最終的にその「足りない」を金で積んで埋めようとしたその際に発生する特殊な熱量が見どころなのだ。どんなに立派な志願者でも、新規事業で実績が足りなかったり。アイデアが貧困でも、人柄がすごく良かったり。そういった、どこかに「足りない」があるからこそ、この投資ショーに出演する意義がある。放送に乗せる場で虎が話を聞いてあげる意義があるのだ。

 

それが、どうだろう。今回のSHUN SHIBUYAさん。彼は全方位に「足りている」。実績があり、キャラクターも強く、自信満々で、資金も用意できて、宣伝目的でもなく新しい出会いやまだ見ぬ相乗効果を望んでタイガーファンディングに出てきた。なんだそれ。全く面白くない。そんなの、彼が勝手に営業してBtoBでコラボすればいいのだ。その金もスキルも持っているだろう。わざわざタイガーファンディングでやることではない。このショーはそういう場ではないと、私はそう感じている。

 

どうして岩井主宰はこの人を出演させたのか。これでは、虎への一種のボーナスステージにしかなっていない。

 

虎の壁の感想でも書いたが、タイガーファンディングの面白さは「虎と志願者が同時にリスクを背負う」ことにある。「リスクを握り合う」のが面白い。だからこそ、独特な駆け引きが生まれる。短時間で判断して金を積まねばならぬから、直接的で攻撃的な物言いが許される。それが醍醐味ではないのか。こんな、すでに全方位に成功している人が出てきても、な~~んにも面白くない。誰もリスクを取らない。ショーとして緩急も起伏もない。こんなのは、それぞれの会社の会議室でやってほしい。

 

tigerfundingwatch.hatenablog.com

tigerfundingwatch.hatenablog.com

 

今回のような回が増えないことを、いち視聴者として願う。

 

強いて言えば、無邪気な顔を沢山覗かせる三浦会長が見どころ。